民主主義
先日、どこかの雑誌でナチスは民主的な正当な選挙から生まれた。とあった。
ドイツで1932年の国会議員選挙230議席37.3%の得票率で第1党になった。
1933年8月に法律を改正し投票率95.7%賛成89.9%で日本的に呼ぶ「総統」にヒットラーが就任した。
ナチスは「国家社会主義ドイツ労働者党」の略称である。この党が1945年までの十数年間欧州を席巻し恐怖に躍らせたのである。
このことはどこの国にも起きうる可能性があると感じたし、1党独裁はアーリア人がユダヤ人を虐殺したことと同じとこを起こす危険性も感じる。
国民が愚民にならないためにはどうしたらいいのだろう。
昔、聞いた話。
大阪の大きなお店に労働運動家が入店した。
賃上げ闘争として、非賣運動を行なった。
「この店は、給料を上げてくれません。この店の商品を買わないでください。」
結果として店は倒産し給料は未払いとなった。
法律的には正しくてもいい結果にならないこともあります。
この運動に参加した店員さんはこの結果はわからなかったのでしょう。
思いは正しくても方法を間違うといい成果は生まれません。